現在ターン 1
おかえりなさいっ!
こちらは一人用TRPGの第2話です。
第1話から続いてますので、
まだの方はそちらから遊んで下さいね。
第2話では第1話と同じ「あなた」。
つまり前回のキャラクターシートを
そのまま使いますっ!

それと今回も連携があります。
今回から連携は判定で
ダイスを振る前にも
使えますからねっ!
それじゃあさっそく、
桜降る代の冒険に
出発しましょうっ!

ライフ=8、オーラ=3
フレア=0、ダスト=5、間合=0
山城を発ったあなたは、
遥原夕羅とともに
稲鳴平原を進んでいた。

もうじき千洲波の民たちが
駐在する地へと辿り着くだろう。
そんな中、夕羅があなたに話しかける。

「ボクは数か月前の戦いで
 連中に顔が割れている。
 だから君と並んで行動するのは
 避けたほうがいいかもしれない」
「隠密に徹して、
 君の行動を助けるよ。
 方針は君が決めて大丈夫だ」

「君も忍び込んでもいいし、
 君なら連中と話しても
 いいのかもしれない」

「この地に駐在してから、
 連中はそこまで好戦的には
 振舞ってないみたいだからね。
 信じられたもんじゃないけど」
遥原夕羅
連携回数:3回
夕羅はあなたから離れ、
身を隠したようだ。
そしてあなたは
千洲波の駐在地へと到着した。
見張りがいるようだ。
どうする?


精神判定:難易度10
適切:説得
あなたは駐在地への入場を申し出た。
彼はあなたの様子に
好感を持ってくれたようだ。

入場を快く受け入れたのみならず、
彼らの長について
あなたに忠告してくれた。

曰く、長の名は駆道懺徹(くどうざんてつ)。
気難しく、恐ろしい男らしい。
彼に気に入られるには、実力を示す
必要があるとのことだ。
彼は駐在地でひときわ大きな天幕で
役割を果たしているらしい。


あなたは駐在地への入場を申し出た。
しかし彼の反感を買ってしまったようだ。


とはいえ、彼としては
あなたの入場そのものを
止めるつもりはないようだ。

あなたは自分の存在を隠し、
潜入することにした。
どのような方法を取ろうか?

技巧判定:難易度14
適切:軽業
準適切(半減):体捌き
あなたは巧みな動きで
見事に駐在地へと潜入した。


身体or技巧判定:難易度12
適切:怪力、体捌き、軽業
あなたは見事に
見張りの男を気絶させて
駐在地へと潜入した。

あなたは忍び込もうとしたが
見張りに発見されてしまった。
もはや言い訳のしようもない。
彼は襲い掛かってきた!
あなたが1人だから1人で
無力化を試みようとしているが、
時間をかけてしまうと
まずい事態になりそうだ……。
駐在地にいる。どうしようか?



もう必要はないだろう。
なぜ必要ないかはあなた次第だが。


あなたは千洲波の民に話しかけた。



千洲波の民は噂にたがわず
眼光鋭く、平和的とは思えない。
しかし敵対的ではないようで
あなたとの会話に応じてくれた。
話しかけようとしたが、
彼らは強い警戒を露わにしている。
あなたを敵だと判断したようで
襲い掛かってきた!
彼らは明確に警戒している。
あなたを発見するやいなや
直ちに紅の刃を顕現させ、
襲い掛かってきた!
さらに尋常でない様子の男が
明確な殺意と共にやって来る。
あの男は只者ではなさそうだ。

身体or精神判定:難易度12
適切:説得、怪力
会話は順当に進んだ。
彼らはあなたを気に入ったようだが、
気を許しているわけではなさそうだ。

話が進んだところで、
彼らはあなたに対して、
自分たちとの腕試しを提案してきた。
どうしようか?
彼らは喜び、
あなたを集落の決闘場へと招待した。


彼らはあなたを気に入ったようだ。
好戦的で独自の文化はある。
しかし異常者というわけでは
ないように感じられる。
会話はうまく進まなかった。
彼らは不機嫌そうに
あなたを追い返した。

もうそこには
目立ったものはない。


入り口から覗く限り、
ある1つの天幕の中に
様々な物品が仕舞われている。
倉庫に使われていそうだ。
あなたはその天幕へと
近づいて行った。


特に問題なく、
天幕へと入り込めた。


あなたは天幕へと
忍び込もうとした。


技巧or精神判定:難易度13
適切:体捌き
準適切(半減):軽業、直感
あなたは密かに
天幕へと忍び込んだ。


あなたは天幕へと
忍び込もうとした。
しかし周囲はあなたを
警戒しているようだ……。
技巧or精神判定:難易度16
適切:体捌き
準適切(半減):軽業、直感
あなたは密かに
天幕へと忍び込んだ。


あなたは発見されてしまった。
そして、ここには近づかないよう
追い返された。

あなたは発見されてしまった。
そして賊だと判断されたのか
彼らは襲い掛かってきた!

あなたは天幕へと入り込んだ。



あなたはひときわ大きく、
物々しい天幕へと近づいた。


すると一人の物々しい男が
眼光鋭く近づいてきた。
只者ではなさそうだ……。

あなたは潜入を試みた。
しかし一人の男が近くにいる。
彼は只者ではなさそうだ……。

技巧or精神判定:難易度20
適切:体捌き
準適切(半減):軽業、直感

男に発見されてしまった。
彼は悪鬼のごとき形相で、
あなたに近づいてくる。

あなたは問題なく
天幕へと入り込むことができた。


天幕へと近づいたあなたへと
先ほど腕試しをした
男が話しかけてきた。

彼はあなたを天幕へと温かく
迎え入れ、薬草茶を勧めてくれた。


そして彼と会話を楽しんだ。
この天幕にあるほとんどのものは
日用品なのだが、ひとつだけ
奇妙なものがあるらしい。
別段、秘密とされているものでは
ないらしく、あなたにならば
見せても良いと彼は言う。


それは1枚の石板であった。
気になるならば覚えておこう。

あなたは彼に感謝を告げ、
天幕を後にした。


天幕の中には雑多な物がある。
ほとんどは日用品のようだ。


精神or知識判定:難易度9
適切:直感、歴史
あなたは数ある物品の中から、
奇妙な石板を見出した。
これは何だろうか。


気になるならば覚えておこう。


ここにはもう、
めぼしいものはなさそうだ。


気になるものが見つからないうちに
時間が経ってしまった。


技巧or精神判定:難易度10
適切:体捌き
準適切(半減):瞑想
天幕に男の声が響く。
どうやら発見されたようだ。


そして明らかに賊であるあなたに
襲い掛かってきた。
さすがに言い訳のしようがない。

襲い掛かってきた千洲波の民を
撃退したあなたは
そのまま天幕の中の物色を続けた。

そして最終的に奇妙な石板を発見した。




気になるならば覚えておこう。


ここにはもう、
めぼしいものはなさそうだ。


男はあなたに興味を示したようだ。
威圧的な眼光だが、
少なくとも直ちに襲われることは
なさそうだ。
男からは殺意すら感じるが
あなたに関心はないようだ。
ただ去れと彼は告げた。
あなたはそれに従う他なかった。
男はあなたを敵だと認識したようだ。
殺意があなたに向けられる。
彼は懐で紅の欠片を砕いた。
顕現した紅の刃があなたを映す。
男は自らを
駆道懺徹(くどうざんてつ)と名乗った。
彼はこの駐在地の長であるらしい。

そして有無を言わせず、
あなたを決闘場へと連れて行った。


「構えろ……」
彼はそう告げる。
どうやら拒否はできなそうだ。
だが幸い、決闘の体裁である。
あなたは見事に男の目を盗み、
物々しい天幕の中に忍び入った。


しかしあなたの背中に
ぞくりと尋常でない悪寒が走る。
後ろに「何か」がいる……!

咄嗟に振り返ったあなたは驚愕する。
そこにいたのは人ならざるもの。
忍の体現者、オボロであった。

あなたはオボロを宿しているか?



あなたはオボロを見たことはある。
だがここは忍の里ではない。
このようなところで彼女と会うとは
とても予想していなかった。
あなたの驚愕に反し、
オボロは嬉しそうに微笑んでいる。


「あの男の目を盗むとは見事だ。
 日々の研鑽の賜物だな」


「お主は昨今は里にいなかったから
 事情を知らぬだろう。
 時間が許す範囲で
 拙者から説明しておこう」
「拙者ら忍の里と千洲波の民は
 今は仮初の同盟を結ぶ関係にある」


「連中は胡乱ではあるが、
 この地に害成す存在だとは
 断定しがたい理由もある。
 無論、信頼はとてもできぬがな」
「拙者はこの同盟を通して
 連中を探るとともに
 今起きている真実を
 見極めようとしている」
「お主も然るべき時には
 力を貸してほしい」


「……そして、そうだな。
 ここにいる者の姿は
 お主も見ておくべきだろう。
 拙者もあやつのことは知らぬ」
そこまで告げ、オボロは
別れの挨拶と共に姿を消した。


なぜ彼女がここにいるかは不明だ。
だが、彼女にとってあなたが
不審な存在なのは確かだろう。

検分する目線があなたを射抜く。
幸い、敵意は感じられない。
彼女を納得させることはできるだろうか。
表面上の言葉巧みさでは無意味だろう。
精神判定:難易度10
適正:瞑想
あなたの態度から、
オボロはあなたを賊だと断じたようだ。


彼女の懐から鋼の糸が閃く。
あなたに逃れるすべはなかった。


ゲームオーバー



あなたの言葉は彼女に伝わったようだ。
そして彼女は警戒を解き、
あなたに語り始めた。

「それにしても見事な技だ。
 あの男の目を盗むとはな。
 できれば里に迎え入れたいほどだ」

「だが、今は語らう時間はないな。
 ここで会ったのも縁だ。
 拙者の話せることを伝えよう」

「拙者は千洲波の民の懐にて
 連中を探っている」


「連中は胡乱ではあるが、
 この地に害成す存在だとは
 断定できぬと拙者は考える。
 無論、信頼はとてもできぬがな」
「事実、悩ましい根拠もある。
 ゆえに拙者は連中を探り、
 それを通して今起きている
 真実を見定めるつもりだ」
「お主も何かを見出したら、
 拙者を頼ってくれると
 ありがたいところだ」

「そして、お主の目的のためにも
 ここにいる存在の姿を
 お主は見ておくべきだろう。
 拙者もあやつのことは知らぬ」
そこまで告げ、オボロは
別れの挨拶と共に姿を消した。


巨大な天幕の中には、
仕切りで隠された区域があった。
あなたはその中に足を踏み入れる。

あなたは戦慄する。
そこには少女が眠っていた。
紅の髪を長く伸ばし、
両手足には奇妙な装具がある。
明らかに彼女は人間ではない。
死んだように眠るにもかかわらず、
その気配はあまりにも恐ろしい。
死。その言葉を実感する。
恐怖ゆえに顔から眼をそらした
あなたは全身の装具に注目した。


それは拘束具のようでもあるが、
むしろ彼女に対して
力を与えているように感じられる。

そして装具に刻まれた文様が
あなたは強く気になった。
覚えておこう。

これで十分だろう。
あなたは天幕を後にすることにした。


天幕から出たあなたに、
紅の刃が襲い掛かる。


そこには修羅のごとき男がいた。
どうやら潜入に気づかれたようだ。
戦いは避けられない。

あなたは千洲波の駐屯地を後にした。
そして夕羅と合流し、情報を交換した。


何かわかったことがあれば、
また情報を共有する。
そう約束して彼女とは別れた。

気になったことはいくつもある。
しかし特にあなたの印象に残るのは
目撃したいくつかの文様だった。

残念ながらあなたには見当もつかない。
だがそういうものには、
確かアイツが詳しかったはずだ……。

ある人物を浮かべながら、歩みを進める。
こうして物語は、
『二人目』の舞台へと移るのだった。……





駆道はあなたの力を認めたのか、獰猛に笑った。
そして小さく呟く。


「これほどの強者と出会ったのは初めてだ」



あなたは駆道と幾度か言葉を交わした。
彼は何かを妄信しており、冷徹で危険な人物だ。
しかし今この時に、敵対することはないだろう。
あなたにはそう感じられた。
駆道はあなたに気を許しているようだ。
あくまで「比較的」であり、
依然として殺気すら感じるのだが。
そして駆道は予想外の言葉を発した。
「お前はあの天幕の中を知りたいんだな?」



「隠さねばならないものではない。
 お前ならばいいだろう。
 だが万一のことがあれば、……
 俺の全霊をもって殺す」
彼はそう告げ、あなたを天幕に招き入れた。
巨大な天幕の中には
仕切りで隠された区域があるようだ。

彼はその中へと向かっていく。
あなたもそれに従った。


あなたは戦慄する。
そこには少女が眠っていた。
紅の髪を長く伸ばし、
両手足には奇妙な装具がある。
明らかに彼女は人間ではない。
死んだように眠るにも関わらず、
その気配はあまりにも恐ろしい。
死。その言葉を実感する。
恐怖ゆえに顔から眼をそらした
あなたは全身の装具に注目した。


それは拘束具のようでもあるが、
むしろ彼女に対して
力を与えているように感じられる。

そして装具に刻まれた文様が
あなたは強く気になった。
覚えておこう。

あなたが一通り彼女を眺め終えた後、
駆道は語り始めた。


「俺たち千洲波の民は幾世代前、
 遥か旧い時代から彼女に仕えている」


「数ヶ月前、彼女は突如目を覚ました。
 俺たちはそれを、
 何かと戦うためだと感じ取った」

「ゆえに共に戦うべく、
 俺たちはこの地へと至った」


あなたは黙って聞いていた。
彼らが侵略者だとすれば、
それはこのメガミの意思によるものだ。

彼女は何者なのか。
そう問うたあなたに駆道は答える。
気のせいだろうか。
その声色からは、寂しさが滲んでいた。
「俺たちは彼女に仕えるために生まれ、
 そして死んでいく。そこに理由はない。
 …………だが、」

「幾世代前、天災で当時の長が没した時、
 彼女の名は失われた。
 そして、長はそれを伝え損ねた」

「この装具に刻まれた文様は、
 彼女の名前らしい」


「もし、その名がわかったら、
 俺に教えて欲しい」


言葉をどれほど交わしても、
危険な狂信者という印象はぬぐえない。
だがこの最後の言葉については、
彼自身の本音であるように感じられた。
その後あなたは駆道に別れを告げ、
千洲波の駐屯地を後にした。
そして夕羅と合流し、情報を交換した。

何かわかったことがあれば、
また情報を共有する。
そう約束して彼女とは別れた。

気になったことはいくつもある。
しかし特にあなたの印象に残るのは
駆道の言う装具の文様だった。

残念ながらあなたには見当もつかない。
だがそういうものには、
確かアイツが詳しかったはずだ……。

ある人物を浮かべながら、歩みを進める。
こうして物語は、
『二人目』の舞台へと移るのだった。……









あなたは見張りを撃退し、
駐在地へと入り込んだ。


あなたは千洲波の民たちを撃退した。



あなたは激戦の末、見事に勝利した。



あなたは地獄のような戦いを
奇跡的に生き残った。
それは幸運によるものだろうか。
それとも実力なのだろうか。