お疲れ様……。



お疲れ様でしたっ!
決闘は楽しめましたか?


楽しんでもらえてたら、
とても嬉しい。


さてっ、ここまでであなたは
実際に決闘を1回行えましたっ!


なので、ここからは
この次にどうするべきかについて
話をしていく。

まず、この決闘を通して
何となくはわかったって
感じはありますか?

まだ不安なら、
もう1回同じデッキで対戦する。


その際、今度は
先手後手を無作為にしたり
手札の入れ替えをしたり

ゲーム開始時の準備を
正しくやるといい……かも。


大丈夫そうだったら、
次のステップに進みましょうっ!


今度は「はじまりの決闘」を使って
眼前構築の練習に
チャレンジするんです!

そのために、じゃん!
3枚の追加カードです。
通常札が2枚で、
切札が1枚ですね。
勿論、わたしのもある。
受け取って……。


さっき使った7枚の通常札と
この2枚の通常札、
合わせた9枚から
使う7枚を選びますっ!
切札もおなじで、
3枚と1枚を合わせた4枚から
新しい3枚を選んでください。

むしろ、使わない通常札2枚と
使わない切札1枚を選ぶ。
そう考えた方が楽かも。

迷うなら、
とりあえず攻撃カードの枚数は
減らさないようにしたほうがいい。

そして、これらの新しいカードには
いろんな新しい能力があります。
わたしのカードには
「超克」と「即再起」がありますね。
こっちは「隙」と「畏縮」と「再起」。



これらの能力は通常のカードでも
たまに出てくる。
だから、この練習を通して
覚えてもらうのが狙い。
見ての通り、今回はカードに
説明が書いてあるから安心して。


そしてお気づきかもしれませんが、
とっても大事な説明がひとつあります。


そうですっ! この2枚のカードは
これまで説明しなかったカードタイプ。
《付与》のカードなんですっ!

ですから、ここで付与について
説明しますね。


簡単に言うと、
付与は使った後に
場に残るカードです。

でも、ただ前に並べるだけだと
捨て札と区別がつかない。


そこで、カードの上に
桜花結晶を置くことで
展開されている付与を表す。

そうやって展開され、
有効になってる付与カードを
「付与札」と呼ぶ。

付与カードは行動カードみたいに
自分のメインフェイズなら
自由に使えます。

そして使ったら桜花結晶を
その上に置きます。


いくつ桜花結晶を置くのかは
左下の「納(おさめ)」に書かれてます。


例えばこのカードは
納が3ですから……


使用したらこんな風に



ダストか自分のオーラから
合計で3つの桜花結晶
付与カードの上に動かします。

ダストや自分のオーラから、
それぞれいくつ動かすかは自由。


ダストから2つ、
オーラから1つみたいに
組み合わせてもだいじょぶ。

だけど、合計3つは
納めないといけないから注意。


ダストとオーラが合わせて納の数、
今回は3つない場合だけは例外。
そしたら、納められるだけ、納める。

基本的にはダストから
納める、そう覚えれば最初はおっけー。


こんな感じで展開された付与札ですが
付与札の桜花結晶は
もちろん少しずつ減っていきます。

いつ減るんでしょうか。
それはお互いの開始フェイズですっ!
図のタイミングですね。

ここで全ての付与札から
1つずつ桜花結晶を取り除き
ダストに送ります。

ターンを進めてる
プレイヤーだけじゃなく、
全員の付与札から取り除く。
間違えやすいので注意。
そして、桜花結晶が1つも
なくなった付与札は
捨て札になります。

ここまでが付与カードについての
だいたいの流れですねっ!


あと、付与カードの効果を
一通り説明する。
全部で3種類……。

【展開中】効果。
付与札として展開されている間、
ずっと有効な効果。

【展開時】効果。
付与カードを使って付与札として
展開された時に1回だけ
解決される効果。
【破棄時】効果
桜花結晶がなくなって
捨て札になる時に1回だけ
解決される効果。
付与カードは少し難しいですけど
上手く使えばいろんなことが
できるようになりますよ。

ぜひとも、チャレンジしてみて
くださいねっ!


これで付与カードの説明は終わりです。
さっそくデッキを組んで、
もう1ゲーム遊んでみてくださいっ!

対戦が終わったら、進めて。
一人で読んでる場合は、
そのまま進めていい。

…………



ん、対戦お疲れ様。
これで、わたしたちの説明は
本当に全部終わり。

長くて大変だったと思いますが、
最後までついてきてくれて、
本当にありがとうございますっ!

もうあなたなら、「基本セット」を
使った対戦を楽しめると思います。


ユリナ、サイネ、ヒミカ、トコヨ……。
どれも強くて個性的。
いろんな展開を楽しんでほしい、な。

でも眼前構築だけはまだ難しいかも。
そんな時はルールブックにある
サンプルデッキを使ってみて。

桜降る代は、まだまだ入口です。
これからいっぱい、素敵なことが
あるはずですよっ!

だから末永く、
楽しんでくれればうれしいですっ!


ん……、これから、よろしく。
改めて、最後までありがと。


それじゃ、またね。